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特集 神秘的で多彩な色合い、様々なカタチの面白さが楽しめる「黒蝶真珠」

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黒蝶真珠は黒蝶貝から産まれる神秘的な色彩と煌きを放つ南の海の宝石です。かつては2万貝から一つ採れるか採れないという極めて希少性の高い幻の真珠と云われていましたが、真珠養殖技術の開発により現在では世界中の市場で見かけるようになりました。2つとして同じ色や形はないと云われるユニークさを持ち、ソフトで幻想的、不思議な表現力を持った黒蝶真珠は年令や着用する場面を問わない新しいファッションアイテムとして世界中の真珠を愛する女性に使われています。
個性的な色、形が黒蝶真珠のセールスポイント
真珠はその母貝によってそれぞれ異なった特質を持っています。黒蝶真珠の魅力はなんといっても多彩な色どりと様々な形があることです。
まず色について、意外にも黒蝶真珠には黒の色素はありません。黒蝶真珠の色はダーク系が多いのですが実際には3つの色素が混ざりあって多彩な色を演出しています。3つの色素とは赤・青・黄系で色の三原色と同じです。3色が混ざって黒色に見えます。そこに色の反射、拡散などによって起る干渉が加わりシャボン玉がきれいな虹色のように見える現象が真珠にもおきて多彩で神秘的な色を醸しだします。
次に形についてですが、様々な形の真珠が採れます。特に形の中で一番多いのはサークルといわれるものですが、核が内臓の中で一定方向に常に動かされるので独特な形ができると云われています。このように微妙な色あいと、一つ一つ違った形が黒蝶真珠の特徴であり、これが大変個性的な魅力となっています。
 
真珠の品質はマキ(巻き)、テリ(光沢)、色、カタチ(形)、キズ等の要素で決まりますが、実際に的確に評価できるノウハウを身につけるには長年の経験が必要です。熟練者はこれら要素別に評価することはなくこれらを総合して瞬時のうちに評価額を算出します。珠の選び方の基本となる品質を決める要素を説明します。
マキとは真珠の核を巻いている真珠層の厚さを表す言葉で真珠の価値を決める基本的な要素です。
マキが厚い、薄いそしてまんべんなく均一性を持って核を取り巻いているかが評価の大切な要素です。例えば薄マキ珠は耐久性に問題があり評価が下ります。
真珠層一枚の厚さは平均0.35ミクロン程ですので1oの厚さに約3,000枚も真珠の層が重なっています。タヒチ産黒蝶真珠の真珠層の厚さは片側1〜3o程ありますからマキの厚さは十分です。
テリとは主に物理的現象の光の干渉によって生ずる干渉色のことです。水面上の油膜やシャボン玉の表面の虹色と同じ原理で発色します。この発色でテリが良いが悪いかが決まる訳ですが、これは真珠層が均一に、きめ細かく巻かれているか否かで異なります。干渉色が出る厚さは0.2o〜0.3oの範囲内でおきます。
テリは透明感や色調と密接な関係にあり真珠の表面光沢が良くても中身の透明感が無ければ良いテリが出ません。   光のにじみが織り成す干渉色はシャボン玉の虹色と同じ原理で発色します。
 
真珠の色は干渉色と実体色と地色と呼ばれる3種類があります。干渉色は真珠層の中に含まれる色素と真珠層の中に入った光が屈折、反射、拡散し混ざりあって光のにじみを起こして発色します。実体色(ボデーカラー)とは真珠層を形成するコンキオリンと呼ばれるタンパク質に含まれている赤・青・黄色系の3つの色素成分のことです。地色は真珠の核と真珠層の間に介在する有機質が半透明の真珠層を通して見える色です。この色はグレー系、褐色系の色に見えます。これら3つの要素が複雑に影響し合い神秘的な色を発するのです。
黒真珠の色のバリエーション

黒蝶真珠には他では見られない色のバリエーションがあります。
白やゴールドなど全体はダーク系ですがファンシーカラーとして様々な色が存在します。
真珠は一般に希少性から真円真珠が最も高く評価されていますが、最近ではより均整のとれた美しいカタチをしたドロップ形は真円より高く評価されています。またユニークな形のバロック、黒蝶真珠の特徴でもある真珠表面がリング状に波うった形のサークル珠など個性的な形があります。
サークル珠には干渉色のよく出た色、テリ共に申し分のない品質のものが多く含まれています。
真珠で言うキズとは天然にできた凹凸のことで別名スポット、トッキなどといわれており、擦り傷や引っ掻き傷など後天的な傷とは分けて考えられています。真珠のキズはどうしてできるのか成因はよく分かっていませんが、ほとんどの真珠に存在します。それだけに無キズの真珠というだけで評価が上がります。
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